吹奏楽団ゆうすい第9回定期演奏会
テーマ:演奏させてもらえませんか?~日本列島縦断の旅~
日時:2020年9月22日(火)
場所:石橋文化センター大ホール
開場:13:00
開演:14:00
【第1部】
①カウボーイ序曲…John Williams(ジョン・ウィリアムズ)
②吹奏楽のための風之舞…福田洋介
③吹奏楽のための第2組曲…Alfred Reed(アルフレッド・リード)
第1楽章:Son Montunoキューバ大衆音楽の響き
第2楽章:Tango ”Sargasso Serenade”静けさのタンゴと美しさのセレナーデ
第3楽章:Guaracha アルゼンチンの酒盛りの歌
第4楽章:Paso Doble “A la Corrida!”メキシコ闘牛場の行進曲
【第2部】
①さすらい…奥田民生
②バンドとコーラスのためのソーラン・ファンク…星出尚志
③となりのトトロ~コンサートバンドのためのセレクション~…久石譲
④吉本新喜劇のテーマ~Somebody Stole my gal…Leo Wood(レオ・ウッド)
⑤ジャパニーズ・グラフティⅩⅣ A・RA・SHI~Beautiful days…三浦秀秋
⑥パプリカ…米須玄師
⑦海の声…島袋優
⑧ジャパニーズ・グラフィティⅩⅠ 刑事ドラマ・テーマ集…星出尚志
【アンコール】
①テールゲートキング…山口尚人
②ジャパニーズ・グラフィティⅩⅠⅩ ドリフターズメドレー…星出尚志
③上を向いて歩こう…中村八大
本来であれば、2020年4月26日(日)に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で、延期となってしまいました。
しばらくの期間は、練習会場も閉鎖され、全員揃っての練習が出来ない状態となり、今までの定期演奏会の中で一番長く険しい道のりでした。
2020年9月22日(火)に日にちを改め、とにかく何としても定期演奏会を開催したい、お客様に楽しんで頂きたい、少しでも元気になって頂きたい、そんな思いを胸に試行錯誤を重ね、感染対策を徹底して、やっとの思いで演奏会当日を迎えることが出来ました。
受付ロビーから物々しい雰囲気の元、お客様には入場していただきました(笑)
また、例年だと、会場に入った時からテーマを感じていただくために、ロビーにも飾りつけなどの装飾を行っていたのですが、今回は会場のロビーに、掲示物やアイテムを掲示することが出来なかったので、ご来場頂いた皆様に、少しでも楽しい雰囲気が伝わればと思い、【ゆうすい新聞】を作成しました。
ゆうすい新聞はコチラです。
演奏と共に楽しんで頂けたら幸いです。
今年の定期演奏会は、一度延期してるだけに、団員一同いつもの定期演奏会よりも特別な想いがあり、リハーサルから真剣そのものです。
そして、吹奏楽団ゆうすい第9回定期演奏会の開演です!
実行委員長あいさつの後、チューニングで一気にステージが引き締まります。
【第1部】
馬が勢いよく駆け抜けていく様子を表現した「カウボーイ序曲」で開幕した第一部。
第9回定期演奏会を最後まで精一杯楽しみ、みんなで走り抜けていきます!
日本情緒あふれる“和”が感じられる「風之舞」。
今までの吹奏楽コンクール課題曲の中で最も有名といっても過言ではないくらい、耳なじみのある曲ですね!
中南米の様々な音楽を楽しめる「第二組曲」。
この曲は、ラテンアメリカの音楽をテーマにして、多彩でユーモラスな音楽で構成されています。
たくさんの人が陽気に踊っている様子やにぎやかな酒場の様子、最後の楽章では、闘牛士が牛を巧みに操っている様子を表現するために、必死に練習しました。
第一部の興奮も冷めやらぬ中、休憩をはさんで、第二部の開演です。
第二部は毎年テーマに沿った企画ステージですが、今年も例年に負けず劣らず、一気に振り切ります。
【第2部】
今年のテーマは、「演奏させてもらえませんか?」ということで、日本列島各地からオファーを頂き、スイカヘルメット被って、電動バイクに跨って、レッツゴー!(パクリじゃないですよ…。)
舞台上で各地のたくさんの人気者!?と演奏させて頂きました。
次はどんなところからオファーがあるのか、わくわくドキドキ。曲はもちろんのこと、各地の観光や名産・グルメ等々、色々想像しながらお楽しみ頂けましたでしょうか?
こんなご時世だからこそ、1つの舞台でプチ旅行した気分になって頂けたなら幸いです。
いつか本当に、久留米を飛び出して、日本列島各地を回りながら演奏させて頂けるような、ビッグな団になれたらいいな…と野望を抱いております(`・ω・´)
さて!あのテーマ曲「さすらい」を引っ提げて、電動バイクに乗り込んで第2部開幕です!
司会は毎年お馴染みの「村田クリステル」こと村田麿美さんです!
ゆうすいをフォロー&アシストし、アドリブもこなしてくださる最高の司会者さんです!
まずは、北海道からのオファーから!北海道の民謡といえば、「ソーラン節」。
ソーラン節は小学校の運動会で踊ったことのある方が多いのではないのでしょうか。
“ソーラン!ソーラン!”という掛け声と共に熱く激しく、演奏に踊りに歌に盛り上がりました!
何といっても、ピッコロ、トロンボーン、アルトサックス、トランペットのソロがとってもかっこよかったですね!
続いては、愛知へ!
なんと、子供の時にだけ会えるといわれるかの有名な“トトロ”からのオファーが!
もちろん演奏させて頂く曲は「となりのトトロ」。
演奏会では、大人の方にもお子様にもトトロの姿が見えたでしょうか。
ただ、ちょっと…、いや、かなり、いかついトトロが混じっていて、お子様にはちょっぴり怖かったかもしれません。
色んな種類のトトロがいるので、今日出会えたトトロはレアキャラでしたね!
続いては、“すち子&食い倒れ太郎”の大阪盛り上げ隊からのオファーで大阪へ!
大阪盛り上げ隊の漫才から始まり、ホンワカパッパのリズムに合わせて、「吉本新喜劇のテーマ」を演奏させて頂きます。
“笑い”の象徴大阪から、ゆうすいが作る“笑い”をお客様にお届けできると嬉しいです!
と、その時、『ちょっと待ったーーーーーーー!!!』と、そこに登場してきたのは、銭形警部です!
数年前の定期演奏会でも大活躍だった、とっつぁんが再び演奏会に舞い戻って来ました。(気になる方は、第4回定期演奏会をご覧ください。)
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第4回定期演奏会
吹奏楽団ゆうすい第4回定期演奏会 テーマ ?ほとめきミュージック ? 日時:2015年3月1日(日) 場所:石橋文化センター共同ホール 開場:13:30 開演:14:00 入場無料 【第一部】 ①Th ...
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どうやら銭形警部は、スイカヘルメットの彼を探しているようです。なぜ、スイカヘルメットの人は追いかけられているのでしょうか。その真相は、また後程…。
大阪から沖縄へ行く途中で電動バイクの充電が切れてしまい、福岡で充電させてもらうことに。(パクリじゃないですよ…。(2回目))
なんと、充電させてもらえる代わりに、日本を代表するアイドル“嵐”と共演し、ライブ形式な感じで「嵐メドレー」を演奏させて頂きました。
ゆうすいクオリティーの“嵐”の登場で、会場が若干ざわつきましたが、受け入れて頂けてほっとしました(;´∀`)
よく見てもらうと、実は、このTシャツのロゴは、ゆうすいと嵐がコラボしているんです!
軽やかなステップ、絡まりそうな足取り、見ていてハラハラドキドキ、胸が踊りましたね!
ゆうすいは、楽器の演奏はもちろんのこと、歌って踊れるメンバーが多数おります!それもゆうすいの魅力なんです!
そして、会場の皆様がサイリウムを光らせてくださった光景はとっても綺麗で、お客様と一緒に演奏会を作り上げている気持ちになれて感動しました!
スイカヘルメットをどこかに置き忘れてきてしまったので、スイカの代わりにパプリカの被り物で「パプリカ」を演奏させて頂くことに。
踊りも歌もとっても有名な曲ですね!
今回は、会場の皆様と踊ったり歌ったりは出来なかったのですが、またいつか出来る日を夢見て、演奏、歌唱、ダンス(あれっ…?)の技術を磨いていきます!
最後のオファーは、沖縄から!
沖縄の海や砂浜が連想させられる曲「海の声」を演奏させて頂きました。
やっぱり沖縄の楽器といえば、三線ですね。
三線の音色、暖かくて柔らかくて、とっても素敵でしたね!
途中、トランペットに持ち替えるという二刀流!かっこいいです!
第2部最後の曲は「刑事メドレー」で、会場のボルテージを最高潮にし「演奏させてもらえませんか?」のフィナーレを迎えました。
アルトサックス、バリトンサックスのソロパフォーマンス、トランペットの渋いソロ、ハイトーンソロなど、見どころ満載でした!
【アンコール】
会場の皆様の拍手にお応えしてのアンコール!いつも温かい拍手をありがとうございますm(__)m
1曲目は、「テールゲートキング」!
この曲の見どころは何といっても、トロンボーンのスライドパフォーマンスです。
トロンボーンをフューチャーしたこの曲は、トロンボーンメンバーが、一番力を注いだ曲ではないでしょうか。
遊んだり、踊ったり?楽しく演奏できて幸せでした!
2曲目は、「ザ・ドリフターズ・メドレー」です!
ドリフターズは、今もどの世代からも愛されています。
今年の3月に他界された志村けんさんの追悼の意も込めて、是非この演奏会で8時だよ全員集合をこの演奏会で再現したいという思いもあって、この曲を演奏させて頂きました。
ゆうすいの指揮者は、指揮棒をドラムスティックに持ち替えて、ドラムも叩いちゃいます!
早口言葉に東村山音頭など、特にドリフ世代のお客様には、とっても懐かしく、寂しく、面白く、そんな思いになって頂けたのではないでしょうか。
ゆすういのドリフターズのメンバーも渾身のパフォーマンスを披露してくれました!
そしてアンコール最後の曲は、「上を向いて歩こう」です。
こちらも毎年お馴染みの野田かつひこさんにもご出演頂きました。
例年の大合唱は出来なかったのですが、会場の皆様がマスクシールを貼ってくださったので、皆様と一緒に歌いながら演奏している気持ちになれました!
2020年、色々な出来事があり、上手くいかなかったり、立ち止まったり、後退してしまったり…。
それでもここまで創り上げて演奏会でご披露出来たのは、会場にお越し頂いたお客様はじめ、今までの演奏会にご来場頂いたお客様、石橋文化ホールのスタッフの皆様のお力添えがあったからこそ、やり遂げることが出来ました。
団員一同、心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。